空気清浄機から出る空気が臭い事ってありますよね。
そういう場合は、中のフィルターを掃除する必要があります。
今日は、シャープの空気清浄機のフィルター掃除の仕方をご紹介します!
簡単に、ニオイが取れて、白い塊のカルキもキレイになりますよ^^
目次
空気清浄機のフィルター掃除 シャープの場合!
うちの空気清浄機はSHARPのKC-Z45です。
機種によって、多少は違うと思いますが、フィルター掃除の参考にしてくださいね。
1.集塵フィルターの掃除
空気清浄機の裏側のパネルを外すと、脱臭フィルターと集塵フィルターが取り外せるようになっています。
これが、集塵フィルターです。
このフィルターは、水洗いが出来ません。
また、この白い面は、掃除はしないで下さい。
掃除するのは、この裏面です。
裏返すと水色の不織布がはってある面になります。
こちら側をブラシ付きの掃除機で、力をいれないようにして軽く埃を吸い取ります。
このフィルターのお手入れはこれだけOK!
・・・なんですが、空気清浄機の吹き出し口から臭い風が出てくる場合は、集塵フィルターのニオイも確認してみて下さい!
この後に紹介している脱臭フィルターと加湿フィルターのニオイ取りをして、それぞれのイヤなニオイはしっかりとれているのに、掃除後、まだ臭いニオイが吹き出し口から出てくる!という場合がありました。
その時に、ふと、集塵フィルターのニオイを嗅いでみたら・・・臭かったんです!
試しに、集塵フィルターなしで稼働させたら、ニオイがなくなったので、ニオイの原因は集塵フィルターという事に。
洗えないし、どうしようもないので、こちらは、10年交換不要となっていますが、2年で買い換えとなりました^^;
出てくる風が臭い場合は、全部のフィルターのニオイを一個ずつ嗅いで、どれが原因かを見極めるのも大事なので、作業の前に一度ニオイチェックしてみて下さいね。
2.脱臭フィルター
こちらが、脱臭フィルターです^^
こちらは、水洗いができます。
シャワーの水など、流水で洗い流します。
埃がたくさんついていて気になる時は、先に軽く掃除機で吸っておきましょう。
元々、色が黒っぽいフィルターなので、汚れがわかりにくいですが、流水で流してみると、真っ黒な水が出てきてビックリします^^;
こちらも、変形などを防止するために、力は加えないように、優しい水量で軽く流しましょう。
そのあとは、フィルターを横向きに立てかけて陰干しし、しっかりと乾かします。
◆ニオイが取れにくい時
流水だけでは、ニオイが取れない!という時は、ウーロン茶に10分ほど浸けて置きます。
ウーロン茶?と思いますが、シャープの公式ページで紹介されていた方法です^^;
ウーロン茶に含まれているカテキンや香りが効果を発揮してくれるんだそうです^^
ウーロン茶で浸け置きした後は、しっかりとすすいでくださいね。
私は、この前、お家にウーロン茶がなかったので、説明書には書いてなかったんですが、重曹とお湯で浸け置きしておいたら、スッキリとニオイが取れましたよ^^(説明書外の事なので、自己責任でお願いします^^)
ただ、すすぎの時に黒い水がずっと流れていたので、黒いのは、もしかしたら、全部が汚れじゃないのかもしれません^^;
脱臭成分とかだったら、もったいないなぁと思いつつ、重曹が残らないようにはしっかり洗い流しました。
空気清浄機のフィルター掃除 カルキを取り除くならコレ!
集塵フィルターと脱臭フィルターのお手入れは簡単ですが、一番汚れて大変そうなのが、加湿フィルターですね。
でも、これも実は、浸け置きだけで簡単にキレイになりますよ^^
1.加湿フィルター
フィルターはこの枠にセットしたまま、すすぎ洗いをして、水アカを取ります。
これだけでは、ニオイや水アカが取れない場合は、浸け置きをします。
私は、面倒なので、いつも、すぐ浸け置きしちゃってます^^
お湯の温度は、40度以下にしてください。
2.お湯1Lに対して、台所用洗剤(粉末タイプ)9g程度を入れて溶かします。
私は、いつもワイドマジックリンを使っていますが、大体、キャップ4分の1くらいの量です。
3.加湿フィルターを30~60分浸けて置きます。
4.しっかりすすいだらOK
しばらく空気清浄機を使わない場合は、陰干しで乾燥させてから、本体にセットします。
すぐ使う場合は、どうせ濡れるので、乾燥させなくてOKです。
◆加湿フィルターにカルキがついている場合
加湿フィルターには、白いカルシウムの塊がついてしまう事があります。
残念ながら、これは、ワイドマジックリンで浸け置きしただけではキレイに取れません。
白い塊がヒドイ場合は、ワイドマジックリンではなく、クエン酸で浸け置き洗いします。
2.加湿フィルターを2時間浸け置きします。
3.その後、しっかりとすすぎます。
クエン酸で、白くこびりついたカルキが取れます^^
◆加湿フィルターのニオイが取れにくい
上記の方法でも、ニオイだけがまだ残っている!という場合は、重曹で浸け置きします。
2.加湿フィルターを30分浸け置きします。
3.しっかりすすいで出来上がり!
ワイドマジックリンやクエン酸、重曹で浸け置きをした後は、しっかりとすすがないと、また変な臭いがしてきてしまったり、変形、変色の原因になるので、しっかりすすいで下さいね。
重曹の量は、60gと書いていますが、私はいつも大体の目分量で入れています。
ただ、重曹の量が少ないと、ニオイが取れにくいと感じるので、あまりケチりすぎない方がいいです。
重曹で付けた後は、本当にしっかり嫌な臭いが取れますよ^^
◆フィルターのトレーの掃除
このトレーもしっかり掃除しておきましょう!
先ほどの、加湿フィルターと同じ分量で、トレーの中にお湯と台所用洗剤(粉末)を入れて、そのまま30分くらい浸け置きます。
トレーの蓋が外せるタイプの人は、外しておきます。
ローラーやフロートはつけたままにしておいてOKです。
浸け置きが出来たら、すすいで出来上がり!
汚れがヒドイ時は、歯ブラシや麺棒で細かい汚れを取りましょう。
◆空気清浄機のフィルター掃除 頻度は?
フィルター掃除は、何もなくても、1か月に1回はしましょう。
その他のタイミングとしては、ニオイがするようになったり、加湿の水の減りが遅くなったりした時。
後は、お手入れランプが点灯した時には、掃除するようにしてくださいね。
空気清浄機の給水タンクの掃除方法!
後は、給水タンクの掃除もすれば、完璧ですね!
給水タンクは、給水するたびに、少量の水を入れて、蓋をし、シャカシャカ振って振り洗いをします。
汚れがひどい時やニオイが気になる時は、汚れを歯ブラシやスポンジでこすって洗いましょう。
給水タンクは、手が入ると思いますので、中までスポンジや歯ブラシでこすって洗えばキレイになります。
それでも、汚れが取れない場合は、タンクにぬるま湯とクエン酸を入れて浸け置きしてしっかりとすすぎます。
タンクの蓋部分にも汚れが付いている時は、歯ブラシでキレイにしてくださいね。
まとめ
フィルター掃除は、結構面倒ですが、一つ一つの工程は簡単なものなので、キレイな空気を保てるようにがんばって、こまめにやって下さいね。
フィルターは10年くらい交換不要となっていますが、あまりにも汚れやニオイがひどく、ご紹介したやり方では取れなかった場合は、新しいフィルターに交換するほうが、いいです^^;
こまめになっていると、かなり長持ちするので、がんばって下さいね。