ドライフラワーをシリカゲルを使って作る場合、粉状のシリカゲルがよく紹介されていますよね。
でも、お菓子の袋などに入っている粒状のシリカゲルがお家にいっぱいあったり、100均でも手に入りやすいので、そちらを使いたいと思っている方も多いと思います。
そこで、今日はドライフラワーを作る時に使うシリカゲルの粒と粉の使い分け方と、それぞれのシリカゲルでドライフラワーを作る方法をご紹介します!
シリカゲルでドライフラワーを作ろう!と思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ドライフラワーはシリカゲルが粒状でも出来る?
ビーズのような粒になっているシリカゲルは、ダイソーなどの100均でもお手軽に手に入るので、ちょっとドライフラワーに使ってみたい!という時に便利ですよね。
粒タイプのシリカゲルでも、ドライフラワーを作ることはできます。
ただ、粒タイプのシリカゲルでドライフラワーにするのには、向いているお花と向いていないお花があるので、その点だけ注意しましょう。
粒タイプのシリカゲルでドライフラワーに出来るのは、花びらが平面的なものです。
・すみれ
・桜
・ひまわり
・ガーベラ
・パンジー
など、花びらの重なりが少なく、押し花などにもしやすそうなお花ですね。
反対に、バラやカーネーションのように花びらが重なっていて、立体的になっているお花には粒タイプのシリカゲルは向きません。
まずは、ドライフラワーにしたいお花の種類によって、シリカゲルのタイプを決めるといいですね^^
粒タイプのシリカゲルでのドライフラワーの作り方は簡単です。
①瓶などのしっかりと密閉できる容器に3cmほどシリカゲルを敷き詰めます。
②お花をシリカゲルの上に逆さにして置きます。
③瓶の蓋をして、直射日光に当たらない場所に1週間~2週間置いておけば出来上がり!
粉状のシリカゲルでは、お花を全部シリカゲルの中に埋めてしまいますが、粒の場合は、上に置いておくだけでOKです。
粉と違って、花びらに細かいシリカゲルがついてしまう事もないので、全体的な作業としては簡単ですね^^
ドライフラワーのシリカゲルの粉の方がいい?
先ほどご紹介したように、バラやカーネーションなど花びらが何重にも重なっているものの場合は、粉タイプを使ったほうがいいでしょう。
花びらと花びらの間にもシリカゲルを詰めることができ、形もキレイに乾燥させることができます。
粒タイプでも出来ないことはないですが、花びらの間にシリカゲルを入れる事ができないので、うまく乾燥せずにカビが生えてしまったりすることもあります。
立体的な花を確実にドライフラワーにしたい場合は粉タイプで作ってみてくださいね。
【ドライフラワーの作り方シリカゲルで時短・色鮮やかに出来る方法!】
ちなみに、花びらが薄いタイプの花を粉のシリカゲルでドライフラワーにすることはできます。
ただ、埋めてしまうので、取り出す時に花びらが取れやすかったりもするので、注意深くする必要はあります。
これは、ガーベラを粉状のシリカゲルでドライフラワーにしてみたものですが、キレイに花びらもついた状態で出来上がっています^^
粒タイプのシリカゲルは、花びらにシリカゲルのデコボコがついてしまう場合もあるので、そういう点が嫌な場合も、粉タイプを使うがいいですね。
ドライフラワーのシリカゲルの量はどれくらい必要?
シリカゲルの必要な量は、容器の大きさにもよります。
粒タイプの場合、使いたい容器に数センチ敷き詰めるだけなので、小さい容器を使えば、少しの量で足りますね。
100均で個包装になっているシリカゲルが何袋も入っているものがあるので、それを一つ買ってくれば十分だと思います。
個包装のものは、一つずつ袋を破ってシリカゲルを出さないといけないという手間はありますが、100均なので安くすみますよね^^
粉タイプのシリカゲルの場合も、花の数や容器の大きさにもよります。
先ほどご紹介した【ドライフラワーの作り方シリカゲルで時短・色鮮やかに出来る方法!】この記事では、1kgのシリカゲルを購入して作りました。
実際に使ったのは、小さいバラ5本分と、大きいカーネーション、ガーベラを1本ずつドライフラワーにするのに600mlのタッパーを2つ使ったので、800gくらいのシリカゲルを使いました。
もう少しタッパーを小さくしたり、お花を詰めて並べていれば、もっと少ないシリカゲルの量でよかったと思います。
粉状のものは、容器いっぱいにシリカゲルを入れる事になるので、使う容器の容量分が必要だと思っておけば大丈夫ですね。
まとめ
ドライフラワーに使うシリカゲルは粒タイプと粉タイプで、作るお花を分けるのがおすすめです。
それぞれに適した方を使う事がで、よりキレイなドライフラワーになるので、ぜひ、使い分けてみてくださいね。