古い香水を捨てたい!と思ったときに、結構中身が残っているな・・・というのはあるあるですよね。
でも、この中身を出さない事には捨てられない・・・。
中身を一気に出したくても、スプレーの部分が全然開かない、取れない!と悩んでいませんか?
今回は、香水の中身を簡単に出すための開け方や、分別方法など香水の捨て方についてご紹介します!
◆他のゴミの捨て方↓
【ゴミの捨て方がわからない!よく悩むものの分別方法紹介!】
目次
香水の瓶の開け方
香水の瓶は、ニッパーとマイナスドライバーを使って開ける事ができます。
この部分に下からマイナスドライバーを差し込んで、少し金属部が浮くくらいまで持ち上げます。
隙間が出来たら、ニッパーで縦に切り目を入れていくと金具部分を開けることが出来ますよ^^
部屋でやると、万が一こぼした場合などに、部屋がものすごいニオイになるので、外で新聞紙やビニール袋を広げてその上でやると安心です。
中栓にシリコン部分がある場合
スプレー部分を取ってみて、中栓にシリコンのような透明な部分がある場合は、もっと簡単に開けられる可能性があります!
まず、プシュッと香水が出てくるスプレーの部分を上に引っ張って取り外します。
こんな感じでネジネジが見えて出てきました。
バネがなくプラスチックの棒だけの場合もあります。
上から見ると、画像の矢印の部分に柔らかい透明なシリコンのような部分があります。
ココに、マイナスドライバーをひっかけて、テコの原理で上にポンッと引き上げます。
このシリコンの部分が上に上がっているのが分かります?
後は、香りが手につかない用に、ビニール手袋などをして上に引き上げるだけ。
力も何も必要なく、簡単に開きました!
この方法が使えそうな場合は、こっちの方が楽で簡単なので、一度確認してみて下さい^^
プッシュして中身を出す方法
ニッパーなどがなく、上記の方法が出来ない場合は、プッシュして中身をひたすら出すという方法もアリです。
用意するのは
・ビニール手袋
・新聞紙、もしくはボロ布
・輪ゴム
ビニール袋に、新聞紙・ボロ布・キッチンペーパーなど水分を吸いやすいものを入れます。
両手にビニール手袋をはめておき、利き手で香水瓶を持ちます。
手と香水瓶を袋に入れて、輪ゴムでビニール袋と手袋を手首の所で止めます。
これで、外に香りが出ず、吸い込む事もありませんし、手首など手袋をしていない部分に香水が付きません。
この状態で、頑張って、香水をプッシュプッシュ!
香水がなくなったら、素早く香水瓶を袋から取り出し、利き手の手袋はビニール袋に入れて、ビニール袋の口を縛ります。
しっかりビニール手袋をしておけば、手にも香水の香りが付きません^^
ちなみに、香水が残り50mlの場合、500プッシュくらい頑張る必要があります^^;
大きい瓶が一瓶まるまる残っている!という場合は、100均でニッパーを買ってきて頑張って開ける方が早いかもしれません^^;
香水の分別方法
香水の中身を出せたら、後は分別をするだけですよね^^
まずは、香水の中身は、先ほどご紹介したように、ビニール袋の中で新聞紙などに吸わせて、口をしっかり絞ったら、燃えるゴミに出します。
香水の瓶は、自治体によって扱いが違い、「燃えないゴミ」とする場合と「ビン」として出す場合があります。
また、スプレー部分の部品のプラスチックでできているものは「プラゴミ」もしくは「燃えるゴミ」のどちらかの場合が多いです。
どの部分がプラスチックかは、日本の製品であれば、ラベルに書いている事もあるので、確認してみるといいですよ^^
あとは、バネみたいなやつは、金属なので「燃えないゴミ」ですね。
蓋も金属のものやプラスチックのものなど色々ありますので、見極めて分別してください。
このように、それぞれの部品ごとにゴミの分別が変わってくるので、注意してくださいね。
また、香水瓶が「ビン」なのか「燃えないゴミ」なのか?は、自治体で確認する必要があります。
大体、お住まいの市町村のHPにゴミの分別方法が載っていたり、ごみコールセンターなどが設置されている場合もあるので、そちらで確認されるといいですね。
香水のNGな捨て方
なかなか香水の瓶が開かないので、
「中身が入ったまま燃えないゴミ(私の住んでいる自治体では香水瓶は燃えないゴミ)に出していいですか?」
とゴミコールセンターに電話してみたら、
「アルコールが含まれていて危険ですので、ダメです。ビンを割るなどして中身を出して下さい」
ときっぱり断られました^^;
また、私の自治体では、プッシュで中身を出した後、蓋など細かい部分まで分解して分別する必要はなく、後はそのまま「燃えないゴミ」で出してもOKという事でした^^
後、中身を排水口に流すというのもNGです。
ニオイが充満してしまいますし、油分が含まれているので流さないようにしましょう!
香水の使用期限
香水の使用期限は、未開封のもので3年、開封後のもので1年くらいと言われています。
それ以上経っていなくても、保存状態が悪ければそれよりも早く劣化する可能性もあります。
香水の色が濃い色に変わってしまったり、香りが酸っぱいようなニオイに変わったりしてしまったら劣化しているサインです。
香水の保管方法
劣化を早めないためにも、しっかりと保存しておきましょう!
香水は、直射日光に当たらない冷暗所で保存します。
なるべく、購入したときの箱に戻したり、冷蔵庫に入れて保管するのもいいでしょう。
香水の捨てる以外の処分方法
購入してからあまり年月が経っていなくて、量も多く残っている場合は、フリマアプリや中古買取サービスなどで売る事も可能です。
中古買取サービスなら、大体半分くらいの量が残っていれば買取可能とされていて、もっと査定が甘い所なら3分の1程の量でも買い取ってもらえる場合もあります。
香水やコスメの買取専門のお店もありますよ^^
買い取り条件はお店によって色々なので、一度電話やメールで確認してみてもいいでしょう。
香水の消費方法
香りが気に入っているのであれば、香水として身体につけるだけじゃなく、他の利用方法で香水を消費することが出来ます。
・竹串を挿してルームフレグランスとして使う
・手紙や名刺に吹きかける
・サシェにする
・芳香剤として使う
・お風呂のお湯に入れてアロマバスのように使う
・部屋の拭き掃除のときに水に混ぜて使う
・練り香水を作る(ワセリンと混ぜる)
・ベッドやカーテンにワンプッシュして香りを楽しむ
このように色んな方法でお部屋で香水の香りを楽しむ事ができます^^
詳しいやり方などは関連記事でまとめていますので、見てみてください。
香水を部屋で楽しむ使い方!消臭剤替わりにも!
まとめ
香水を捨てる時は、必ず中身は出して捨てる必要があります。
ちょっと大変ですが、しっかり分別してゴミを出すのは気持ちがいいので、頑張ってやってみて下さいね。