巾着は、色んな用途で使えるので、一つ簡単な作り方を覚えておくと便利です^^
小物入れや、幼稚園・小学校の入学準備に給食袋、上履き入れ、コップ入れ、体操服や体育館シューズ入れなどにすることもできます^^
今回は、一番シンプルな裏地なし・片側紐(片しぼり)の巾着袋の作り方をご紹介します。
作り方も、ご紹介するように順番に作業するだけなので、簡単です。
小さいものなら、手縫いでも出来るので、ぜひ作ってみて下さいね。
ついでにこんなものも一緒に作ってみてはどうでしょう↓
【インナーマスクの作り方!布で簡単!立体・ミシン・手縫いOK!】
両しぼり紐タイプ(裏地無しマチなし)の作り方は別ページでご紹介しています^^
【両紐タイプ・裏地なしマチ無しで簡単な巾着の作り方!】
目次
巾着の作り方 裏地なし・片ひもの作り方
まずは、巾着を作る場合の布の寸法の測り方からご紹介します。
必要な布のサイズは、巾着の出来上がりサイズ分と縫い代です。
縦:巾着の縦幅+縫い代4cm
横:(巾着の横幅+縫い代1.5cm)×2
ひも:(巾着の横幅×2)+(10cm~20cm)
縫い代の長さを参考に、作りたい巾着のサイズにプラスして布を裁断してくださいね。
紐の長さは、自分の好きな長さに調節すればOKです。
これだけじゃわかりにくいかもしれないので、例も載せておきますね。
必要な布は、縦29cm×横43cmになります。
小学校の給食袋の大きさについてはこちらで確認して下さいね^^
【小学校の給食袋の大きさは?布の必要サイズや入れるものも紹介!】
◆巾着の作り方 縫い方
布の寸法を測って、裁断出来たら、後はご説明する順番に縫っていくだけです^^
一度ざっくりと作り方を確認してから、画像を見ながら一緒に作業していくといいですよ^^
1.布の端の処理をします。
まずは、布を切った所から糸が出てこないように、画像の黄色線部分にジグザグミシンかロックミシンをかけます。
手縫いの場合は、かがり縫いをして下さい。
かがり縫いが面倒な場合は、ほつれ止めのピケという液を塗っていてもOKです。
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2.紐通し口部分をアイロンでクセづける
袋の上の部分(紐を通す部分)の処理を先に少ししておきます。
まずは、布の上側を1cm折り、アイロンをあてます。
1cm折った状態から、更に2cm折り、アイロンでクセをつけて、1cm折った状態まで戻しておきます。
3.横部分を縫う
布を半分に折って、上から6cm測って印をつけます。
この6cmは、後で縫う紐通し口の分と、袋のあけ口を少し広げるためのものです。
大きい巾着袋など袋のあき口をもう少し広げたい場合は、もう数センチプラスしてもかまいませんが、中に入れるものが小さいものの場合は、そこから出てきてしまう場合があります。
給食袋など、お箸ケースなど小さいものを入れる場合は、6cmくらいにしておく方がいいですね^^
6cmの印の部分から下まで横部分縫います。
縫い代は、1.5cmとってあるので、布端から1.5cmの所を縫います。
これ以降の作業は、手縫いの場合は、丈夫になるようにミシンで縫ったような縫い方になる「本返し縫い」で縫ってくださいね^^
4.布端を割る
今縫った部分の縫い代をアイロンで左右に開きます。
縫わなかった部分も、しっかりと縫い代を割って、布の真ん中に縫い代がくるようにします。
5.上6cmの部分を縫う
割った縫い代の部分を、コの字に縫います。
あき止まり部分より、少し下の部分を縫います。
この部分は返し縫いをして、丈夫に縫っておきましょう。
6.紐通し口を縫う
始めにアイロンでクセを付けた2cmの線の所で折り返して、もう一度アイロンを当てます。
紐を通す部分なので、端から5mmの所をぐるっと一周縫います。
7.底部分を縫う
袋の底になる部分を布端から1cmの所で縫います。
8.裏返して、紐を通す
紐を通し口に通して、結んだら出来上がり!
巾着の紐の長さや太さ、色の選び方について↓↓のページにまとめましたので、参考にしてくださいね^^
まとめ
巾着袋の片しぼり・裏地なしの簡単シンプルな作り方をご紹介しました。
縫い代を割って縫う所だけ少し難しいですが、後は、真っすぐ縫っていくだけです。
縫う所もそんなに多くないので、手縫いでもがんばって作る事は可能です^^
本返し縫いで縫えば、ミシンで縫ったように丈夫に縫えるので、ちょっと大変ですが、頑張って縫ってみて下さいね。